はじめに:節約生活でも“投資していい”と思えたアイテム
ふだんは節約志向な自分。
でも、そんな自分でも「これは即決」と迷わず購入したアイテムがあります。
それが、ドクターマーチンのホワイト社製ブーツ。
10年越しのリベンジとも言える出会いでした。
ドクターマーチンの“希少モデル”って?
ドクターマーチンには大きく分けて、
- 現行モデル(AirWair社)
- 1990年代後半まで生産されていた旧モデル(ホワイト社)
の2種類があります。
項目 | ホワイト社製 | AirWair社製 |
---|---|---|
タグ表記 | 「Dr. Martens」表記 | 「AirWair with Bouncing Soles」表記 |
つま先の形状 | 丸みを帯びた柔らかいフォルム | ややシャープでスリムな印象 |
シューレース | 平紐を使用 | 丸紐を採用 |
サイド刻印 | サイドに刻印なし | サイドに刻印あり |
インソール刻印 | 金色文字の独特なデザイン | デザインが異なる (モデルにより差異あり) |
製造国 | イギリス製(Made in England) | 主にアジア製(タイ・中国など) |
ステッチの方向 | 横ステッチ (サイド方向に走る) | 縦ステッチ (アッパーに縦に入るものが多い) |
ホワイト社製のモデルは、すでに生産終了していて市場に出回る数も少なく、
タグに「Dr. Martens」と書かれているのが特徴。

ファンの中では“レアもの”として知られており、古着屋で見つけられたらラッキーな存在です。
10年越しの「タグチェック習慣」
YouTubeの「カエル旅」さんでこの情報を見てからというもの、古着屋さんに行くたびにマーチンのタグをチェックするのが習慣になりました。
実は8年前に一度ホワイト社製を手に入れたこともあります。
けれど、そのときの一足は革が劣化していて穴が空き、泣く泣く処分…。
(どうしても履き続きたかったので色々調べて穴を埋めましたが・・・無理でした・・)

それ以来、ずっと“いつかまた”と探していました。
そして、ついに出会う──価格と状態に即決
今回ふらっと立ち寄った古着屋で、久々にドクターマーチンを手に取りタグを確認。
これまで100足以上はタグを確認してきて、99%「AirWair」タグ。
今回もどうせ・・・と思いつつ手に取ると・・・
「Dr. Martens」表記──つまりホワイト社製。
しかも、状態も良くて価格は7,000円。

これは明らかに大特価!!
ここで迷っていたら、また何年も出会えないかもしれない。
そんな思いで、即決しました。
納得の買い物ルール
日々、節約や家計管理を意識して生活していますが、「価値がある」と分かっているものには、しっかりお金を使いたいというのが自分のルール。
- 減価償却という考え方
→ 高価でも長く使えるものは、1年あたりのコストは実は安い。だから“長く使える本物”を選ぶ。 - 日頃は節制、必要なときに迷いなく使う準備
→ 自分が本当に好きなモノ・コトには徹底的にリサーチしておく。そして“その時”がきたら即決できるようにしておく。
今回のマーチンとの出会いも、ただの衝動買いではありません。
これは、過去の失敗や経験、観察の積み上げがあったからこそできた、“納得の買い物”。
もちろん、将来のためにお金を貯めることはとても大切。
でも、「今」を心から楽しめるお金の使い方ができたとき、それはもっと価値がある投資だと思っています。
まとめ:知識の積み上げが、迷わない買い物をつくる
今回のマーチンとの再会は、「タグを見る習慣」と、「必要なもの以外は買わない習慣」両方の積み上げがあったからこそ。
——なぜ日々、無駄なお金を使わないようにしているのか?
それは、本当に価値のあるモノに出会ったとき、迷わず手に入れるため。
そのためにも、自分の「好き」を深掘りして情報収集を続ける。
価値を見極める目を養い、「その時」を逃さない準備をしておく。
これからも、
できることから、積み上げよう。
この精神で、後悔のない選択を重ねていきます。